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Last Update: 24 May. 2009

 

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■ 48th 静岡ホビーショー 2009

今年で 48回目を迎える静岡ホビーショーが開催され、去る 5月16日(土)、17日(日)の一般公開には大勢の入場者が来場した。
小雨が降ったり止んだりのぐずついた天候であったが、16日(土)の入場者は例年を凌ぐほどの入りだったようだ。当日のハッキリしない天気がむしろ功奏し、アウトドア・レジャーを楽しもうとしていた人々を、インドア・イベントへ誘ったようにも感じる。 17日(日)の最終日は例年通りの盛況とのことで、結果的には全体を通して例年以上の盛り上がりを見せたようだ。

日本全国から集結した模型クラブの「モデラーズ合同作品展」も、今年でちょうど 20回という節目の開催とのこと。私こと COLT-T は、メンバーとなっている Blog!Modelers から、拙作ではあるが幾つかの作品を展示させていただいた。

私は 15日(金)から前乗りして、展示ブース設営のお手伝いをしたのだが、この広い会場が大勢の人で一杯になることをワクワクしながら想像しつつ、他の前乗りの人たちとブースの設営を急いだ。

ブースの設営を終えて、ホテルの窓からの夜景。
明日が来るのが待ちきれない気持ちを抑えつつ、早朝からの最終準備に向けて早めに就寝。

夜が明けていよいよ一般公開の当日。
早朝の駐車場。この車の殆どが、静岡ホビーショー関係者なんだろうなぁ。
ちなみに、歩いている人物を拡大すると、我らが Blog!Modelers の kishimoto さんであった。(笑)

我らが Blog!Modelers ブースでの、準備の様子。
一般来場の開始は9時からなので、我々スタッフは8時までに会場へ行き、最後の準備を整える。

合同作品展の会場には、ゆうに 170 を超える模型クラブの皆さんが、力作を所狭しと展示されている。
圧倒的な充実ぶりである。

開場前の段階で、既にかなりの混雑ぶりとなる。各模型クラブのスタッフの他、メーカーなどの業界関係者達が一足先に各ブースの力作を眺めては、模型談義や久しぶりに会う知人との世間話に花が咲いている。 狭いこの業界。やはり趣味を共にする者同士は、立場を超えて仲が良いのだ。

まもなく開場時間を迎え、多くの一般来場者が訪れてきた。(来場者多数のため、会場時間が10分ほど早まった)
すぐにすれ違うのも大変なほどの人で会場は大賑わい。 作品に顔を近づけ熱心に造型を眺める人、超絶な工作を施された極小の作品に目を丸くする人、製作者と技法について語り合う人、一つ一つの作品を熱心にカメラのレンズを向ける人。
そこにいる全ての方々が、自分自身の模型に対する情熱を、それぞれの角度から楽しんでいるこの光景を目の当たりにするに至り、いわゆる模型人口の著しい減少など、果たして真実なのであろうかと疑う気持ちすら芽生える。

Blog!Modelers ブースの作品群
一つ一つをご紹介できなくて申し訳ない。

無事に一日目を終えて、夜の懇親会。
Blog!Modelers とブース共同利用している YDCC メンバーの皆さん (画像処理してます)

メンバーで景品用に手持ちのキットを持ち寄り、大ビンゴ大会!!

1回目のビンゴ大会が終わって、まだこんなにキットの山が!(笑)
2回目では、一人2箱お持ち帰りで何とか全部さばけたようです。


二日目はあいにく、終日の雨。にもかかわらず初日同様、会場直後から大勢の来場者で会場は埋め尽くされた。
人ごみの中、各ブースをぶらぶらと眺めていた途中で、ローガンズのブース周辺に背広姿のおじさんたちが。
周囲の方の会話に耳を傾けていると、どうやら静岡市長が会場を視察に訪れたことがわかった。
よく見るとハセガワの専務さんや、テレビ朝日の松井康真アナウンサーの姿もあった。
この松井アナウンサー、模型が趣味のようでローガンズのブースで自作を展示されていたのであった。

二日目も盛況のうちに時間が過ぎ、モデラーズ・フリマの会場でも一部で在庫の叩き売りが始まっていた。メーカーの物販ブースでも売り込みに熱が入る。

一方、屋外では自衛隊の車両が展示され、子供たちが迷彩服に身を包んだ自衛官と記念撮影をするサービスを行っていた。 また、実物のデコトラも展示され、その派手な外観を誇っていた。

夕方になり、降ったり止んだりしていた雨が、また激しくなってきた。
両手に大きな買い物袋を提げ、うれしそうに帰路を急ぐ家族連れやバス待ちをする少年たち、青年、おじさんたちが目立ち始めてきた。二日間に渡った模型愛好者たちのお祭りも終わりに近づいてきたのだ。
子供もおじさんも、模型を見つめる目は同じ。少年のまなざしである。

私自身、二日間をただ一つの趣味だけに費やしたというのは、少年時代以来初めてではなかっただろうか、と振り返る。 文字通り、童心に帰ってめったにないこの時間を楽しんだ経験は、現実に戻った後も余韻として、また仕事への新たな活力として、しばらくは日常生活に影響を与え続けるのだろう。

夢のような時間が終わり、Blog!Modelers の展示も大盛況のうちに終了。
撤収作業を手伝った後で、現地解散となった。
私は 17時ちょっと前に会場を発った。翌日からまた、ありふれた日常が待っている。
風雨の激しい東名を走り続け、途中の SA で夕食を摂り、何とか無事に自宅に到着したのは、21時であった。

個人的な収穫として、かねてからネットで交流のあった幾人の方たちと実際にお会いできて、お話が出来たこと。
また、新たに知り合えた方たちも数多くいたことであろうか。 これらは何よりの収穫である。

最後に、展示した拙作を。
残念ながら今回は準備不足のため、あまり人目を引く作品を用意できなかった。

画像に関して、個々の作品の詳細は残念ながらあまり撮っていない。
このような大規模の展示会において、非常に多くの傑作たちの中に気持ちが飲み込まれ、落ち着いて記録を残すことが出来なかったのは失敗だった。orz
しかし、幸いにも私が所属している Blog!Modelers のメンバー諸氏のブログに、個々の素晴らしい作品群が掲載されているので、詳細はこちらをご覧いただければ幸いである。

最後に、Blog!Modelers の皆さん、お疲れ様でした。
実際にお会いできた皆様、新たにお知り合いになれた皆様、ありがとうございました。
また楽しい時間を共に過ごせますことを楽しみにしております。

2009年5月24日(日)

 

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