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お知らせ


 

第一回 CD-R 試聴会 報告

当サイト初めてのオフ会、CD-R 試聴会が 10月14日(月)の体育の日に行われました。
会場は、長野県上田市にある企業様のご協力により、素晴らしい試聴室を解放して頂きました。
参加者は定員一杯の7名。TADSIN さん、しばっぺさん、tom さん、Papa さん、Demiさん、R.さん、Demiさんの弟さん(順不同)がご参加。 他、立会人には協力企業のオーディオ好きの皆様。

参加者の皆さんそれぞれに、ご自分の手作りマシンで焼いた CD-DA の高音質を披露して頂きました。
基本的な手順は、まず基準となるオリジナル CD を再生し、各自リファレンスの音を頭の中にインプットします。
次に、自分が焼いた CD-R を再生し、こういう工夫をしたらこう変わった、という部分を実際に再生し、オリジナルと聴き比べる、というもの。

初陣は ハマリモノ BBS の大親分、TADSIN さんがご披露。手を尽くされた自作マシンで焼いた RiTEK メディアの音は、見事という他ありません。安価なメディアであることを感じさせない、優れた品位。
また、機構的な対策の違いが音に与える影響を、実際の音の違いで大変見事にアピールして頂きました。

その後、皆さん次々と、ご自慢のドライブで焼いた高品位な CD-DA を披露して頂きました。
詳しいご紹介は割愛いたしますが、総じて言える事は、皆さんの創意工夫はすべて、確実に音に反映されていると言うこと。

自作マシンの前で

また興味深いのは、電気的な対策と機構的な対策では、改善された音質の傾向が明らかに異なるということ。 これは非常に面白いです。 また、電気的、機構的いずれにも異なるアプローチとして、しばっぺさんが行っていた、Samplitude によるディザ処理は、制作側の立場から見た音作りの一端を垣間見ることが出来て、これも興味深いものでした。

その、電気的な対策は、R.さんの独壇場。
改造開始から、現時点までの、各ポイント毎に焼いたメディアを順番に再生してみると、ポイント毎に施した対策の効果が良くわかり、これは資料的価値も高いと思います。

ハイエンドオーディオを使った贅沢な音質評価

他にも、Papa さんの手によるディスクの音質は、素人にはマネできないプロの方の技術と経験が見事にかみ合った、素晴らしいものでしたし、Demiさんとその弟さんの、お互いの音を意識されて切磋琢磨されている様子は、お二人のオールドドライブのナチュラルかつ精緻な音とともに、微笑ましさを感じました。あの空気感を再現できるドライブは、そうそう無いでしょう。

トリを務めたのは tom さん。 基本構成は CDU948S + SUN 電源という定番の組み合わせですが、やはりリジッド化の効果か、手を尽くされたほかの皆さんの自作マシンに比肩する、素晴らしい品位の音です。これは、誘電 8x と CDU948S という相性の良い組み合わせを十二分に理解されていることも一因ですが、やはり書き込みの仕方が優れているのだと思います。

図らずも最後を CDU948 の音で締めくくるというのは、やはり当サイトのオフ会らしいというべきでしょうか。(笑)


さて私ですが、何せ技術解説第6回で作ったドライブで止まっている有様なので、ここは一つ趣向を変え、高品位な書き込みでは一番重要な、ドライブとライトストラテジの関係を2種類のオールドドライブを使って、実際に焼いた新旧のメディアを聴き比べてながら解説致しました。 BBS では今までどうしても伝えきれなかった部分でしたので、これについては以前から機会があれば是非詳しく説明させていただきたいと思っていたのですが、今回それが実現できて、かつ皆さんにご納得いただけたようで、私自身も大変うれしく思います。

また、ご協力いただいた企業の皆さんも、オーディオ好きの方たちばかりで、当サイトの常連さん達と共に終始、オーディオ談義、CD-R 談義に花が咲いていました。(笑)
場所のご提供はもちろん、最後までおつきあい頂きまして本当にありがとうございました。m(_ _)m

それぞれに個性的な皆さん

協力企業の皆さんもご一緒に

今回、皆さんが披露された技の中で、とりわけ目立った効果があったものを幾つか挙げてみます。複数の方が偶然同じ技を使っている場合もありますので、個々に発案者の名前は記しません。まぁ、参加者全員の共通認識ということで、ご了承下さい。(^^;


・リッピングではなく、CD プレーヤーのデジタルアウトから直接録音。

・オンザフライ(HDD を介さない)低速書き込み。

・PCI バス電源ラインのノイズ排除(電解コンデンサー・カード)

・徹底した制振対策(重量物での押さえ込み、足回りの工夫等)

・SUN 電源+リジッド化(正攻法ながら、確実)

・ドライブの製造時期と合致したメディアの選択

今回の最大の成果は、今まで BBS で語り合っていた上記ノウハウを、実際に聴いてその効果を全員がしっかりと確認できたことだと思います。

とかくオーディオの音質談義は、好みと方向性が十人十色であるが故に、独り善がりになったり、自己満足に陥りがちで、ややもすると不毛な論争に重要な部分が埋没してしまう危険性が伴います。
にもかかわらず今回の場合、そこにいる全員が楽しめたのは、自分自身の価値観がありながらも、他の参加者の趣味趣向をきちんと踏まえて、お互いの音を評価し合ったからに他なりません。

これら以外にも、いろんなノウハウを披露して頂きましたが、とても書ききれません。 というか、短時間であまりに膨大な情報量が飛び交ったので、私のアタマがオーバーフローしていると言った方が正しいかもしれません。(^◇^;)
全部を網羅できなくて、スミマセン。m(_ _)m

TADSIN さんとご自身の自作マシン

 

このサイトと本試聴会報告を初めてご覧になった方の中には、このディープな世界に面食らった方も沢山いらっしゃると思います。(笑)

CDW-900E がメルセデスベンツのSクラス、CDE100-H10 がセルシオの最上位モデルとすると、我々が使っている現行ドライブは軽自動車のようなもの。 パーツレベルから根本的に次元が違うので、直接的な比較にあまり意味はありません。

で、我々の行っている音質向上をわかりやすく伝えるため、最近私が考えた例え話なのですが、つまり我々がトライしている音質向上は、言わば軽自動車のサスペンションやシートを換装して、何とかしてベンツやセルシオ同等の乗り心地を得よう、とする試みなんだと思います。 もちろん、そう簡単に快適さを得られるわけがなく、そこに各人各様の創意工夫が生み出されるから、より一層の面白さが次々と湧き上がって来るのでしょうね。

 

最後は今回ご参加いただいた常連の皆さんと記念撮影。
インターネットですので一応、画像処理(笑)させて頂きました。
どうぞご了承下さい。(^^;

2002年10月17日 (C) COLT-T
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